大阪医科薬科大学 BNCT共同臨床研究所との共同研究、第2フェーズへ移行 — 1102プログラム、難治性がんの先に老化・若返り・再生医療を見据えて

Bloom X³株式会社(本社:東京、代表取締役社長:木村博道 博士、以下「当社」)は、大阪医科薬科大学 BNCT共同臨床研究所(所長:小野公二先生)との共同研究が、正式な共同研究契約の締結をもって、本格実装段階である第2フェーズへと移行したことをお知らせいたします。本研究は、同研究所が併設される関西BNCT共同医療センター内に設置された加速器型BNCT照射システム(NeuCure®)を活用した、臨床インフラと一体化した研究体制のもとで推進されます。

当社が推進する1102プログラムは、BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の特性を最大限に引き出す次世代ホウ素薬剤の創出を目指す、自社創薬プログラムです。これまで関係者各位の格別のご厚情のもと、予備的な検証を着実に積み重ねてまいりました。今般の契約締結により、サイエンスの萌芽を確かめる段階から、その仮説を深く検証し、実装へと押し進める段階へ——研究は新たな地平を迎えます。

BNCT共同臨床研究所は、関西BNCT共同医療センターと併せて、研究・臨床・人材育成の三本柱を一体的に推進する、わが国における本分野の中核拠点です。日本がこの領域で長年にわたり磨き続けてきた洗練された技術——世界に先駆けて実装された加速器型BNCTシステムと、その上に積み重ねられてきた保険診療実績——を基盤に、研究と臨床を一気通貫で推進できる、世界に類を見ない体制を備えています。革新的治療法を真に世に届けるための、稀有な土壌がここにあります。両組織を統べる小野公二先生は、原子炉時代から半世紀にわたりBNCT領域を牽引してこられた、世界的第一人者でいらっしゃいます。その揺るぎない知見と臨床的洞察に導かれながら、当社はサイエンスとして真に意義のある一歩を、誠実に、そして着実に積み重ねてまいります。

加えて当社は、本プログラムの推進にあたり、国内有数の研究機関と、研究のフェーズと領域に応じた戦略的な連携体制を構築しております。BNCTの臨床応用を担う中核拠点に加え、老化医科学および再生医療領域においても、それぞれの分野で第一線を担うアカデミアと密接な研究関係を有しており、これらが有機的に結び合うことで、当社は単独では到達し得ない地平へと研究を導く設計を採っています。一見特殊にも映るこの体制は、1102プログラムが見据える射程——難治性がんを起点に、老化、若返り、再生医療へと連なる時間軸——を支える、極めて合理的な研究基盤として構想されたものです。

1102プログラムは、難治性がんに対する新規治療法の確立を当面の中核課題としつつ、その先には、老化、若返り、そして再生医療といった、次世代の応用医療への展開を見据えております。がんという、人類が長く向き合ってきた領域を起点に、生命の時間そのものに働きかける医療——その射程の広がりを、私たちは静かに、しかし確信をもって見つめています。

代表取締役社長 木村博道 博士コメント

「BNCT共同臨床研究所と関西BNCT共同医療センターは、日本が培ってきた洗練された技術を礎に、研究と臨床を一気通貫で推進できる、世界に類を見ない統合体制を備えた稀有な拠点です。加速器型BNCT照射システムという最先端の臨床インフラとともに、第2フェーズへと歩を進められることは、当社にとって大きな前進であります。当社の1102プログラムは、難治性がんに対する新規治療法の確立を先行課題としつつ、その先に、老化、若返り、再生医療といった近未来の応用医療を見据えております。これらの広範な射程は、領域ごとに国内有数のアカデミアと築いた戦略的な連携体制によって支えられています。小野公二所長をはじめ、本研究に関わるすべての方々に、心より御礼を申し上げます。」

会社概要

Bloom X³株式会社は、ライフサイエンス領域に特化したベンチャー・スタジオとして、NewXus Fund、Yncubator、Zero1 IP Accessを統合的に運営しています。1102プログラムは、Yncubatorのもとで進められる、当社の自社創薬パイプラインの中核プロジェクトです。

会社情報:https://bloomx3.com


English version is available here: Research Collaboration with Kansai BNCT Medical Center, Osaka Medical and Pharmaceutical University, Enters Phase 2

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