このたび当社代表(Hiro Kimura, Ph.D., R.Ph.)が、ASDRPのGuest Speaker Seriesに招待いただき、San Francisco Bay Areaの高校生を対象に講演を行いました。
※ASDRP(Aspiring Scholars Directed Research Program):米国カリフォルニア州フリーモントを拠点とする非営利の研究機関として、意欲ある優秀な高校生(主に9〜12年生)を年中で指導し、研究・発表を行う実践型プログラム。成績だけでなく、情熱と学習曲線への耐性を重視する選抜が特徴です。(asdrp.org)
今回の講演では、基礎研究からトランスレーショナル研究、さらに創薬ビジネスへとつながる現実の道のりを踏まえつつ、研究とビジネスの両輪の中で将来の岐路にどう向き合い、何を判断軸に選択するべきかをお話ししました。あわせて、AIは強力な加速装置である一方で、良い問いの設定、データの見立て、検証の厳密さといった「人が担うべき中核」が成果を分ける点も共有しました(AIが標準環境となる次世代にこそ重要な視点です)。
当日は高校生の皆さんからも、取り組んでいる研究プロジェクトをチームで紹介いただき、活発な質疑を通じて有意義な交流となりました。特に印象的だったのは、学生たちが自分たちの研究課題を的確に把握した上で議論に臨み、投げかけた質問にも論点を外さず応対できていたことです。さらに、姿勢がとても素直で、学びを即座に行動へ落とし込もうとする姿勢が際立っており、日頃からハードワークを重ねていることも強く実感しました。日本の一般的な高校教育の枠内で想定される水準を超える「研究への向き合い方」を目の当たりにし、次世代人材の可能性を強く実感する機会となりました。当社としても今後、グローバルな視点から次世代人材の育成および研究成果の社会実装の推進に、継続的に貢献してまいります。

